まさかのピロリ菌保菌が発覚。

私は、ストレスなどで胃が痛くなったような経験はないのですが、ある時空腹のときだけ胃がチクチクと痛むようになりました。なんとなく、ヨーグルトを食べると痛みが落ち着くような感じがして、よくヨーグルトを食べていました。しかし、仕事中も空腹になると胃が痛くなるため、ゼリー飲料などを飲みながら仕事をして、仕事に多少支障が出ていました。

 

そこで、内科を受診すると血液検査を受けるように言われました。私は、血液で胃の痛みの原因が分かるのか不審に思い、もっと胃カメラとかで根本的に原因を究明してほしいな、なんて思っていました。
一週間後に結果を聞きにいくと、「ピロリ菌の抗体の数値が異常に高い。ピロリ菌が原因の胃痛だね」と言われました。通常、ピロリ菌抗体は「10」で異常ということですが、私の場合はそれが「60」だったので、「かなり菌が多いよ」と先生に言われました。ピロリ菌がいると、胃炎や胃がんになるリスクが高くなるそうです。

 

ピロリ菌は薬を一週間程度服用することで、多くの場合除菌できるそうですが、妊婦や妊娠の可能性がある人が服用すると流産の危険がある、強い薬だそうです。私はそのとき不妊治療中で、ちょうどその日は翌日に人工授精をする予定になっていました。そのため、人工授精を優先し、除菌は今回の人工授精が失敗したと分かってから、もしくは出産してからということになりました。
妊娠していても服用できる胃薬を処方されていたため、胃の痛みはだいぶ治まってはいたのですが、すぐに除菌が始められないことにもどかしさを感じつつ、不妊治療は成功してほしいという複雑な気持ちでした。

 

結局、その人工授精では妊娠できず、生理が来た翌日からピロリ菌の除菌を始め、次の周期にはまた人工授精ができるように対処しました。
ピロリ菌の除菌薬を服用しても、すべての人が除菌に成功するわけではなく、1割弱の人は菌が残ってしまい、薬を変えて再び除菌しなければならないこともあります。私の場合も、菌が多かったため一度で除菌できるか心配でした。
除菌の薬を一週間服用し、菌がなくなったか確認のための再検査の結果が出るのは、それから4か月後です。薬を服用している間は、副作用でお腹が少し緩くなるようなことがありましたが、深刻なほどではありませんでした。再検査の結果が出るまでの4か月間は、本当にピロリ菌がいなくなったのか不安に過ごしました。
4か月後に、「除菌できてましたよ」と言われたときは、ちょうど妊娠していたので、再度除菌しなくてもよかったことにホッとしました。胃がんなど深刻な状態になる前に、ピロリ菌の検査を勧めてくださった医師にとても感謝しています。